明日はジャパンカップ

おはようございます☀

1億2000万人の競馬ファンの皆様。お待たせしましたジャパンカップのお時間です!
今週も私の予想は日曜日に送りますが、本日は今年のポイントをお伝えします。

ジャパンカップと言えばなんといっても有馬記念に並んで国内最高賞金のレースでございます。4億円。
また、海外馬を誘致するため外国馬や海外の主要レースを勝った馬には、参加するだけで10-20万ドル、優勝すると最大300万ドルの報奨金が出る事になるそうです(凱旋門馬とか来たら盛り上がりますので)。

すると、なんともしかし。

日本馬シャフリヤールはドバイシーマクラシックを優勝してますので、日本馬でありながらJCを優勝すると200万ドル報奨金が出て、なんと計6億8,000万円の賞金が出ることになります。

この賞金ヤバくないですか。

そうなんです。天皇賞が2億円。エリザベス女王杯は1億3,000万円ですので、3連覇、5連覇してやっと同じ金額になる、そんな賞金なわけです。

もし私がシャフリヤールの馬主であれば、
「レース後は馬刺しになってもらって構わないから死ぬまでムチを入れろ」
とオーダーするはずです😄

昨年もコントレイルは天皇賞2着、でJC1着、とJCにピークを持っていこうと、陣営が調整する事も理解できます。

よってシャフリヤールは天皇賞5着ですが、海外明けでもありましたので、そこは叩きと見るのが妥当なわけです。あまり気にしなくていいのかな、とも思います。

ただ天皇賞から同じく参戦のダノンベルーガはまだG1を取ってませんので、JCに照準を合わせる余裕などありません。
その点、2頭には人気以上に”出来”の差があるのではないかと思います。

しかし、そんな最高レースでありながら今年はメンバーがショボいです。

本来であれば昨年最強馬のエフフォーリアがJCを狙ってもよさそうなところ、調子戻らず有馬記念直行。
タイトルホルダー、ディープボンド等、凱旋門賞馬は有馬記念直行。ドウドュースは秋はお休み。
天皇賞覇者イクイノックスも有馬記念。
ソダシやパンサラッサ、ジャックドール、などは1600-2,000mまで。香港行き。
と、何ともJCのメンバーは物足りない状態。

エリザベス女王杯から中一週で参戦のデアリングタクトは元々ケガ明けのシーズン。普通は出ないですよね。
このメンバーならワンチャン・・と思っての参戦かと。そのくらいショボいメンバーだという事です。

そうするとシャフリヤールが頭一つ二つ抜きん出てるように思われますが、ここで新たな疑問が出てきました。

そもそもシャフリヤールって強いんか❓
という点です。

昨年、エフフォーリアに勝ってのダービー馬ではありますが、秋のJCではオーソリティにも力負けしてますし、その後は海外中心。あんまり当てにならない。

戻ってきてからは前回天皇賞。休み明け、叩きとは言え5着。
外が走りやすかったとは言え、上がり3ハロン(最後の600m)のタイムはジャックドールに負けるほど。
叩きと言って問題ないですが、かと言ってメチャクチャ強いシャフリヤールを見たレースってダービー位なんですよね。
今年のJC果たして一強と見ていいのか。

こんな事を堂々巡りしていきますと、思い起こされるのは2019年JC。
あの時も同じようにレイデオロこそ出てましたが今年並みにショボいメンバー。
レイデオロもその年ドバイシーマをまわって宝塚記念(5着)、オールカマー(4着)を勝ちきれずからのJC。

辛うじて4.2倍の1番人気ですがなんと11着。その年の有馬記念には9番人気の7着とキャリアの最後を凡走して引退するに至ります。
海外行ったり一度負け始めたりすると、最前線に戻ってこれないケース、よくあるんですよね。(サトノダイヤモンドとか)

2019年の優勝馬はスワーブリチャード。
3番人気且つ内側が伸びた馬場状況と言えども、要は大した馬がいなかったからどの馬にもチャンスがあったわけですね。

今年もなーんとなくそんな気もしております。外国馬は東京の芝で走れるようなタイプではないですし、ほぼ全切りで問題ないでしょう。

ならばならばと、中穴位を狙った馬券が買いたいところですが、どうにも3,4番人気どころも軸にするにはイマイチ。強いて言えば10番人気ハーツイストワール。穴馬として検討の余地ありです。

よってシャフリヤールを選ばないわけにもいかない状態。2,400と距離も長く、直線も長いJC。実力通りに決着することが多いことを考えると、買い目をあまり増やすのもどうか。

千思万考。アドレナリンが出てきたところで本日はおしまい。皆さま良い週末を。

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