朝日杯フューチュリティステークス。

さぁ、今週は朝日杯フューチュリティステークス。

阪神芝1600mで開催される牡馬牝馬混合の2歳GIレース。
牡牝混合のG1ではありますが、先週行われた阪神ジュベナイルフィリーズが牝馬限定であり、コースも阪神外回り1,600mと一緒。
よって基本は2歳牡馬が目指すG1レースとなります。

コースの特徴。
阪神芝1,600m。先週のJFと同舞台になります。
外回りコースを使用。向正面の中間やや左からのスタートで、3コーナーまでの距離は444m。コーナーは非常にゆったりしており緩やかな下り坂。
最後の直線は470m程度で、最後の直線に高低差1.8mの急坂が待ち構えているタフさも求められるコース。

昔は、2歳のチャンピオンレースと言えばこの朝日杯FSだったわけですが、近年ではラジオNIKKEI杯2歳ステークスが名を変えホープフルステークスとなり、2017年からG1に昇格した事もあり本日の朝日杯FSが若干マイル路線よりのレースになった印象があります。

ホープフルステークスが中山2,000mと、3歳クラシック初戦の皐月賞と同コースになる事から、中距離以上の適性のある馬は早々そっちに使われることが多い。


予想をする上で大事なことは先週同様やっぱりまだ2歳と未知数な馬ばかりである点。

1-2戦しか走っていない馬が上位人気馬になる事がほとんど。成長途上である事から、人気薄の馬でも全然可能性あります。
そもそも昨年の勝ち馬のドルチェモアなんかも3歳になってからはパッタリ。

逆に今年のクラシックを勝ったソールオリエンス、タスティエーラ、ドゥレッツァなどはそもそも本レースだけでなく、ホープフルステークスにも出てもいない。

つまり言いたいことは、このレースにそれなりのピークを持ってこれる出来の早さが求められるという点になります。

本気で各馬が何月生まれの馬かで予想している方々もいるくらい。
それくらいこの時期の馬はまだまだ成長のどの段階にいるのか、が重要なわけですね。

ではさっそく私の予想。

◎ 3.ジャンタルマンタル
◯ 1.エコロヴァルツ
▲ 5.タガノエルピーダ
⭐︎ 15.エンヤラヴフェイス
⭐︎ 2.ミルテンベルク
△ 6,7,8,13,17

本命は人気馬の中から3.ジャンタルマンタルにしました。
先週のアスコリピチェーノもそうですが、さすがにもう馬の名前が覚えられない。
ドゥとかヴァ、みたいな発音を多く本当に困っています。
オオバンブルマイ、なんて名前を使ってもらえるとこりゃありがたいってな話です。
つける方も「もう思いつかない」のが本音なんですかね。

ちなみにこの”ジャンタルマンタル”というのはインドにある天文台の事だそうです。2010年に世界遺産に登録されてます。

場所なんかい・・。ってツッコミをいれたくなりましたが、こういった馬名というのも意味を知っているとまた違った味わいが生まれますね。

鞍上は川田将雅。本レース、どの馬に誰が乗ってるかが非常に面白い。

3番人気想定8.ダノンマッキンリーにはルメールが乗りますが、そもそもこの馬は2の2で川田が乗ってきた馬。しかも2億越えと言われる超良血馬でオーナーはダノンで有名なダノックス。
ダノンと言えば川田。だったはずがここでの乗り替わり。
2戦2勝で降ろされたとは考えづらく、おそらくは川田がジャンタルマンタルを選んだのでは、と想定されます。

そのジャンタルマンタルには2戦2勝の鮫島騎手が降ろされた形になります。
乗せてやれよ・・。と同情しています。

私は本来こういった乗り替わりは嫌いなんですが、まぁ逆に川田は勝つしかなくなったわけで、これでルメールがダノンで勝っちゃうようなら、川田のプライドはズタズタってもんでしょう。

あまり、予想をしても未知数分で分かりません。
ただ前走の走りを見てると軸はこれで良し。
買い目を間違えなければそれなりに広く買っておいても戦えるような気がしています。2.15の2頭が穴どころでは面白そうな気がしています。2列目に。

買い目は
3→1.2.5.15←→2.6.7.8.13.17 計46点
1.2.5.15→3←→2.6.7.8.13.17 計46点

合計92点と広めの買いでいきます。
以上、頑張っていきましょう。