さぁ、やってきました皐月賞。
牡馬クラシックの開幕になります。
クラシックには昔から競馬格言があります。
「皐月賞は一番速い馬が、
ダービーは一番運のいい馬が、
菊花賞は一番強い馬が勝つ」というもの。
おそらくこれは、ダービーを勝つことの難しさを強調するために生まれたものと考えられます。昔はもっと多頭数でレースをしてた事も理由。
また、菊花賞は3,000mのマラソンレース。
多少の出遅れくらいなら捲れてしまうため、確かに「1番強い馬が勝つ」は上手い表現。
ただ、皐月賞の「一番速い馬が勝つ」。
そもそも、それが競馬なのでは・・?
とツッコミたくなる表現。
でもしかし。これは後の予想をするにあたり実は絶妙な表現であることが分かります。
実際には近走の東京ダービーは直線の長さもあり、さほど荒れる要素も少なくなっています。
運ではなく実力通りの結果にはなってるわけですね。
その点、中山の方が荒れる事が多いのが現実ではあります。
その原因は中山芝2000mというコース。
小回りでゴール前直線は310mと短く、それでいて高低差5.3mという起伏に富んだトリッキーさ。
先行力だけでも、瞬発力だけでも押し切れない絶妙なコースレイアウト。
今年は馬場も荒れているため、騎手のうまさにも注目する必要があります。
では、本日の予想
◎ 15.べラジオオペラ
◯ 14.タスティエーラ
▲ 7.ファントムシーフ
⭐︎ 16.タッチウッド
△ 2,4,5,9,12
こんな感じにしました。
1番速い馬が勝つレース。
まずは皆まだ若い馬たち。小頭数でしか経験がなかったり、ハイペースのレース慣れがなかったり。
今年は逃げ馬もいるため、多少速めのペースになると想定します。
よって一つ目のポイントをハイペース且つタフな馬場状況が予想されるため、前走1,800mからの距離延長組を評価する事にしました。
あとは仕上がりが早い馬。
どの馬もダービーを勝ちたいですので、皐月賞が目一杯の仕上がりにならない事が多いです。
昨年のドウドュースやイクイノックスも皐月賞では負けていますが、どちらもダービーに照準を合わせていたように思います。
そこで、今年もうすでに2レースをこなしている14,15の2頭がここを1番の出来で参戦するものと評価します。
また、ダービーを見据えた後ろからの競馬を選べばやはり届かない。
外前残りの展開を想定し、外枠と先行馬を評価。
内枠且つ小頭数経験しかない2人気ソールオリエンスは消し。
後は道悪適性が高い馬をヒモにパラパラ。
以上。
ペースの”速さ”と出来の”早さ”。この2つを兼ね備えた馬が今年の皐月賞馬です!
ではでは。良い日曜日を!
皐月賞
- 2023年4月16日
- コラム
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