待ちに待ったジャパンカップ。
最強イクイノックスに三冠馬リバティアイランドが挑む、おそらく今年1番のレースになりそうです。
イクイノックスが有馬記念に出るのかは分かりませんが、今回のレースが最後、年内引退という可能性がそれなりに高いように思います。
こうしたレジェンドがいる時代を共に過ごせた事に感謝し、なんとか良い馬券を見いだしたいところです。
それでは、まずジャパンカップのレースの特徴を整理していきましょう。
概要、そして賞金。
いわゆる国際招待競争。海外の馬たちを誘致して始まった日本初の国際G1。ワールドカップのような存在です。
1着賞金は2021年まで3億円でしたが、昨年が4億円。そして今年がなんと5億円。このレースが有馬記念と並び日本最高賞金となっています。
秋は香港でも国際競争が行われていることもあり、競争力を高めるために賞金も上がってきたものと考えられます。
また、指定外国競争を優勝している馬がジャパンカップに勝つと賞金の他に褒賞金がもらえる事になっています。凱旋門賞馬とかを呼びたいわけですね。
その金額が1着で300万USD。4着以下でも20万USDもらえます。走るだけで3,000万円とかもらえちゃう。
(日本馬は1着で200万USD。イクイノックスにはこの権利があります)。
さぁ、これだけ至れり尽くしたわけですからさぞ外国馬が来てくれてるんだろうと思いたいところですが。今年も1頭だけ・・。
7番イレジン。この一頭だけとなっています。
理由として、外国馬は日本で全然勝てない。
2007年から16年連続、延べ57頭連続で3着以内無し。それだけ日本の競馬はレベルが高く、特にジャパンカップは上がり勝負になりやすく、海外馬だとキレ負けしやすい現状となっています。
日本の一流馬が悲願の凱旋門賞を狙うも惨敗するのと同様に、馬場の違いはもはやスポーツの違い、と言ったところなのです。
しかし、まず賞金だけで言っても天皇賞(秋)が22,000万円。これがジャパンカップなら5億円。イクイノックスに至っては8億円獲得できるわけですから。
有馬記念がグランプリ、ファンのためのレースである事を考えればジャパンカップは王道の最強決定戦、と言ったところでしょうか。
続いてコースの特徴。
クラシック日本ダービーやオークスが同条件で開催。東京2,400m。中央競馬を代表するコース。
正面スタンド前、ゴールの200m位前がスタート地点。ゴール板を一度通過しコースを1周します。
最初の1コーナーまでの距離は約350m。
最後の直線は525.9m。基本的には直線がかなり長い東京コース。天皇賞(秋)同様に荒れづらく、また2,400mと距離の長さもあり、強い馬がしっかり勝つ、固いレースになる傾向があります。
ではさっそくですが、私の予想。
◎ 2.イクイノックス
◯ 1.リバティアイランド
▲ 17.スターズオンアース
⭐︎ 3.タイトルホルダー
△ 5,10
ここまで!
買い目は
2-1-17 三連単 強め買い
2-1-5,10 三連単 抑えとして弱め買い
合計3点。絞りに絞ります。
イクイノックスが負けるとしたら天皇賞(秋)での強烈はレコード勝ちからの反動。
2017年天皇賞(秋)での悪天候の中で激走勝利からのジャパンカップにて3着に敗れたお父さんキタサンブラックを思い起こします。
元々そんなに身体が強い方ではなかったはずです。最終追い切りにルメール乗らせてない事からも体調面の影響がそれなりに大きい気がしてます。
でもしかし。やっぱり負けない。
1枠1番にリバティアイランド。1枠2番にイクイノックス・・。こんな偶然果たしてあるんですかね?ジャパンカップは内枠が有利ですので。
一応、有馬記念など一部のG1は実際にくじ引きを騎手なりがしてるんですが、確かジャパンカップは通常通りコンピュータで決めてるはず。
まぁでも随分とファンを盛り上げてくれるコンピュータの可能性もあります。
リバティアイランドが同じ1枠に入った事で2頭の枠での有利不利は無いように思われます。
だがしかし。この形ならイクイノックスなんじゃないかなぁ、と思っています。逆にリバティアイランドが勝つには6とか8位の方が良かったんじゃないかと思ったり。
相手を見ながら位置取りをするという点、自在性が高イクイノックスの方に分があるように思いました。
それ以外の馬
まぁ万に一つでもイクイノックスが負けるとしたらリバティアイランド以外なら3.タイトルホルダー。
パンサラッサ完全無視で番手タイトルホルダーが実質逃げの立場。若干土曜日の馬場も内前有利でしたから。あまりに後ろから直線一気の場合、タイトルホルダーが残る可能性だけ波乱要因と考えます。
でもそれ以外はあり得ません。
5.ドウドュース、10.ダノンベルーガはやっぱり距離が長いように思います。
ドウドュースも前走が足を貯められなかったとはいえ、流石に息切れが早かったような。
ダノンベルーガも去年のJCも直線不利があったと言われてますが、最後伸びてないですし、2,000メートルが適正と考えます。鞍上モレイラだけが不気味。
足はある2頭になりますので、一応カバー程度。
私の対抗は17.スターズオンアース。
距離適性的にはこの馬の方がベスト。春は惜敗しているものの、レース適性の合わないところでの事。
休み明けで死の大外枠。
てな事で事前よりもオッズを下げているところではありますが、忘れちゃいけない、オークスも大外枠での上がり最速勝ちですから。
ちょっと同世代のレベルがどうなんかな、っと思われる世代ではありますが、鞍上にビュイックを構え、3着に来るのはこの馬です。
(3着でも12,500万円もらえます。)
馬券は2-1-17 一点で問題なし。
考えてみてください。
ディープインパクト、キタサンブラック、アーモンドアイもコントレイルも。
その時代を作った名馬の引退レース(するとは言ってないんだけどね)。現役バリバリの名馬が負ける事がドラマになりますか?
枠が物語ってます!
近年ジャパンで引退した馬を見てください。
コントレイル(1枠2番)、アーモンドアイ(2枠2番)ですから。
ここぞとばかりの時には勝つべき馬が勝つ事が最大のドラマです!
ここは波乱は無し!頼むぞ天気!
以上、頑張っていきましょう。
ジャパンカップ2023
- 2023年11月26日
- コラム
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