さぁ久しぶりの発信になります。
本日は高松宮記念。中京競馬場にて開催の芝1,200m。スプリンター覇者を決めるG1となります。予想の方していきましょう。
何と言っても荒れるレース。
過去10年間で1番人気の馬が勝った事はなんと1度も無く、100万円を超える3連単馬券も10年で2度。(最高配当は2019年の約450万円)
昨年も12番人気-2番人気-13番人気、という荒れたレースになり3連単は66万円馬券となっています。
どうしてこんなに荒れるのか、という要素を理解しておくことが、本レースを楽しむために必要な事になると思います。
私からは要素を2つ。
① レース的に荒れやすい。
コースは中京1,200m。
向正面の真ん中付近がスタート地点。左回りでくるっとUの字型に走る。
スタートから120mは緩やかな上り坂、その後3~4コーナーにかけては緩やかな下り坂が続く。コーナーが中京名物のやや急なスパイラルカーブ。
最後の直線は412.5mで比較的長い。
残り340m地点から240m地点にかけて高低差約2mの急坂が設けられており、傾斜は中山に次ぎ2番目にきつい。ラスト240mは平坦。
コースはこんな感じ。スパイラルカーブで外に膨れると距離ロスも大きくなるため、基本外枠は不利と言われがち。左回りが苦手な馬だったりするとこの辺りも荒れ要素。
開催は最終週。元々中京は地盤が弱い事が指摘されており、最終週で芝も荒れる傾向。
当日雨になる事も多く、スピード勝負の1,200m走に比してタフなレースになりやすい。
また、そもそも短いレースなのでスタートがかなり重要。出遅れは致命症。
G1なので多頭数(今回もフルゲート18頭)になるため、ポジションの取り合いに脚を使ってしまい結果ハイペースになって前が総崩れ。後ろからズドン的な荒れレースが起きやすい。という理由。
以上の要素が重なり、各馬理想的な展開になりにくい事が荒れる理由となります。
② ドバイ開催と時期が被る
フェブラリーステークスの時がサウジカップと被るのと同様に、この時期はドバイのレースと時期が被る。そうすると主戦の騎手がドバイに行ってしまうケースが多く、乗り代わりにて参戦する馬が例年多い。
ルメールがこの高松宮記念をまだ勝ったことが無いのは、そういった理由もあります。そもそも乗る機会が少ない。
よって例年主戦の乗り替わりが多いことも荒れ要素と考えられます。
しかし、今年はドバイの開催が来週3/30となっており(大阪杯と被る)今週は主戦の騎手は日本で乗ります。
過去ドバイと高松宮記念が被らなかった年は2012年、2013年、2018年、2019年となっており、何とその時はほとんど荒れてない。よってこの流れで言えば今年は“荒れない”年という考え方もできます。
では私の予想
◎ 2.マッドクール
◯ 3.ナムラクレア
▲ 16.ウインマーベル
☆ 6.ルガル
△ 1.8.10.12
と致しました。
そんなには荒れない、という予想です。
全体的に人気が割れており、ある程度人気馬からいっても絞れればオッズ的なうまみはあると考え、人気馬を何頭か切る事で対応しようと思います。
まずは切る馬として5.トウシンマカオ。1,200m重賞を連勝の後、鞍上をルメールに乗換参戦。
現在3番人気とそこそこ旨味があるように思える馬ですが、どうしても大外ぶん回しでこそ力を発揮できる馬のように思え、G1となればもう少し器用に乗る事が必要。何故か右回りの外枠で成績が出る傾向が強く、中京も成績は悪い。ルメール人気もありカットする事にいたしました。ルメールも短距離はさほど得意ではないので。
14.ママコチャ。スプリンターSで秋の1,200mG1覇者という肩書もあり、現在4番人気。
前回が展開に恵まれた面が強いと判断。こちらも川田人気もありカット。
そうした中、本命は2.マッドクール。体重が気になるところではあるが、内枠且つタフな馬場も中京も走る。現在6番人気もおいしいと判断。走るときも走らない時の差が大きい馬ですが、人気を落としてる分価値あり。
対抗は3.ナムラクレア。
一番の実績者であり、前走負けた事から2番人気に人気を落としているものの、余力を残しての参戦と考えればむしろ買い。
昨年の道悪でも2着に食い込んでるためさすがに切れず。
同じく16.ウィンマーベル。
内がゴチャつき後ろからズドンを期待する1頭。スタートが決まるようになっており、道悪も苦にせず過去2戦で化けた感あり。
6.ルガル。前走のセンセーショナルな勝ち方はいかにも力に差があるような存在。現在1番人気。
中京未経験と出遅れが多少あるため頭には出来ず、ヒモまで。
その他、ある程度絞った面々で今回は勝負。買い方は
3連複フォーメーションで
2-3・6・16-1・3・6・8・10・12・16 の以上15点。
マッドクールの体重が540キロ位で済んでれば頭の3連単を足すつもりです。
以上、芝G1初戦!頑張っていきましょう!
高松宮記念
- 2024年3月24日
- コラム
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