天皇賞(春)


さぁ今週は天皇賞(春)が開催されます!
伝統の長距離G1。京都競馬場の3,200mになります。頑張って予想していきましょう!

近年は長距離レースが権威としては低下傾向。

昔は年末の有馬記念が終わると次に行われる芝G1が1,200mの高松宮記念や、1,600m安田記念位しか牡馬が走れるG1がない。

それらを除くと6月末の宝塚記念(阪神芝2,200m)まで無い。ここも暑いし大変。

そうすると、春と言えばこの天皇賞(春)だったわけですね。

ただ近年は大阪杯がG1に昇格したことや、今週は香港でチャンピオンズデーが行われることもあり、無理に長い距離に挑戦を行う馬も少なくなりました。
そんな背景から近年は若干メンバーが地味な傾向になる、この天皇賞。

なのでそれなりに距離適性の高い馬、また秋の天皇賞、ジャパンカップに言える上がり勝負みたいなレースが苦手な馬がチャレンジするG1。今年もそんな面々が集まっています。

コースの特徴
京都芝3,200m。天皇賞(春)のみが行われるコースで外回り。
向正面半ばがスタート地点でコースを1周半強する。最初のコーナーまでは417m。最後の直線は約400m。
内をロスなく立ち回れる馬が有利でスタミナや折り合いも不可欠。
しかし最後は下り坂から仕掛けてゴールまで続く末脚の持続力も求められるため、後ろからの直線一気でも届かない。前目で競馬ができてロングスパートで引き離せるスピードも求められるレースとなります。

では。本日の私の予想。

◎ 14.テーオーロイヤル
◯ 12.ドゥレッツア
▲  5.ブローザーホーン
⭐︎ 10.サヴォーナ
△ 1.3

人気馬からの本命、対抗となりますので点数は控えめに。

本命は14.テーオーロイヤル。対抗は12.ドゥレッツア。現状、1-2番人気のこの2頭。
頭に来る可能性はドゥレッツアの方が高いと考えています。なので単勝で買うなら12.ドゥレッツア。

まずは対抗、12.ドゥレッツアから。昨年の菊花賞馬。
しかし菊花賞はルメールマジックの凄さが際立ったレース。
大外枠からの逃げ。ペース落として4コーナー前で死んだふり作戦。最終上がり最速の勝利と異次元騎乗。
今回はルメール不在につき乗り替わりの戸崎。戸崎も優れた騎手ではありますが、前目で競馬ができるかもイマイチ不明。よって飛ぶ可能性を考え対抗まで。

そして14.テーオーロイヤル。馬券内、と考えるとこちらの方が固いと思っています。

一昨年の同レース3着馬。その後2022年ジャパンカップ後に約1年の休養。休み明けアルゼンチン共和国杯こそ10着ではあるものの、G2ステイヤーズステークス(3,600m)を2着。
年明けG3ダイヤモンドS(3,400m)、前走は前哨戦と言っていいG2阪神大賞典(3,000m)と2戦連続で勝ち。やはり現在のステイヤーとしてのトップはこのテーオーロイヤル。

ペースが早くとも遅くとも、折り合いがついて前目で競馬ができる馬。スタミナお化けで上がりも使える。馬券内にはこの馬が最適。人気馬であるが仕方なし。

しかし、あえての頭に置けないのは、苦労人ならぬ苦労馬が勝ってくれないのが、この伝統のG1天皇賞。
ディープボンド同様この馬も連対はするも、勝ちきれない、そんな系譜なように感じています。
鞍上はこちらも苦労人、菱田裕二。
31歳とまだまだ若手ではあるものの未だG1勝ちは無し。いずれG1を勝つ可能性はあれど、それはここ天皇賞ではないような気がします。
よって頭に来るためには華のある馬。
菊花賞勝ち馬が、長距離に戻って活躍するのがその系譜。頭にするならドゥレッツアとなります。

あとはヒモを選ぶというより、切る馬から選んだ感じ。
ディープボンドは4度目の正直も、鞍上の和田も下され前走も凡走。6番人気なら旨みもなく切り。
タスティエーラは鞍上モレイラもダービー馬と天皇賞(春)じゃレースも全然違うため4番人気なら切り。

連下には5.ブローザホーン、10.サヴォーナ。前走で人気を落としてる2頭。折り合いがうまくつけば一発あり。

1.サリエラは評価難しく、頭には来ないと想定も、1枠1番で高枠。鞍上は武豊。
人気もあるので切っても良さそうですが、枠の良さとレジェンドへの期待でヒモに。

最後はディープボンドに乗れない和田竜が乗る3.プリュムドール。和田は京都巧者なので抑えます。

ヒモはここまで。

買い目は3連複フォーメーション
14-5・12-1・3・5・10・12
以上。7点。
本日は固めに7点勝負。

以上。ゴールデンウィークを楽しく過ごせるようここは、しっかり取りたいレースとなります。
頑張っていきましょう😀

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