さぁ今週は有馬記念。
賞金4億。競馬ファンのためのグランプリレース。
1年で1番馬券が売れるレース。昨年は490億円を売り上げています。
そんな鼻息荒くなる今週。なるべく思いついた事、たくさん発信していこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
本日は予想を行うにあたり、有馬記念、レースの特徴をおさらいしていきましょう。
過去10年で1番人気の勝利回数が何と6度。複勝率に至っては8割。
基本人気馬がちゃんと馬券に絡むレース。傾向も出やすく、一般的には当てやすいレースと言われています。
ただし、過去ディープインパクトが国内唯一の敗戦(2着)。アーモンドアイが9着。と結構荒れた事も。この辺りポイントです。
有馬記念の特徴はなんと言っても中山2,500m。非根幹距離(400mで割り切れない距離)。丸っこいレース場をぐるっと一周半。最後の直線は310mと短め。高低差5.3mは国内競馬場1位でスタミナも必要。コーナリングを6回こなす器用さが求められるため内枠有利が顕著。
現代日本競馬におけるスタンダードではない変わったコース。それでもファン投票で選ばれた人気馬がこぞって参戦します。
ようは馬のためのレースではなく、JRAやファンのためのレースであるという事がポイントであります。
また、年内最後のレースでもありますので、得意でなくとも参戦する馬が出現する事はあり得ます。その点、引退レースにしている5-6歳馬は度外視で良いかも知れません。
例としてアーモンドアイ惨敗の2019年を振り返ります。
前年に牝馬3冠達成後、4歳になった翌年はドバイターフで海外G1勝利。秋は天皇賞からスタートし圧勝。
その後は前年勝利したジャパンカップではなく12月に行われる香港カップを目指していたと言われています。日本、ドバイ、香港でG1制覇を目論んだわけですね。しかし、直前になり発熱。香港を断念した結果、有馬記念に参戦したと考えられます。
当日の単勝は1.5倍。出来は良かったそうですが結果9着。
観客前を2週通過する珍しいコースで、1週目の大歓声でゴールと勘違いして力んだ、なんて言われもありますが、さすがに負けすぎ。初めて掲示板を外します。
でも普通に考えればアーモンドアイって1,600-2,000mが明らかにベストでしたよね。しかもあの切れ足。東京コースのような直線の長いコースの方が合ってたわけですよね。
しかし、これはあくまで引退後の結果論。有馬はファンのためのレース。出れる状態なら出てあげたい、と陣営考えたのでは。
例えばコントレイルは一度も有馬記念に参戦してません。引退レースもジャパンC。
この辺りはディープ亡き後、種牡馬として跡を継ぐ役割を担うため、みっともない負け方は出来なかった、とファンは勝手な事を勘ぐってしまいます。
このあたり今年も当てはめて軸馬を選ぶ必要があります。
では今年の有馬記念の現時点オッズ。
1番人気は天皇賞を勝ったイクイノックス。2番人気は凱旋門賞帰りのタイトルホルダー。3番人気はエリザベス賞勝ったジェラルディーナ。4番人気が復活なるかエフフォーリア。5番人気でJC勝ったヴェラアズール。
非常にメンバーに揃った感のある今年。でもポイントを振り返ってみると、各馬に死角ないわけではなさそう。
イクイノックスは小回りコースいけるのか?スタミナ持つか?
タイトルホルダーは凱旋門賞明け。疲れはどうか。
ジェラルディーナ。ディープ系にはちと距離長いのでは?
ヴェラアズール。多分こいつは無理。ジャパンカップ勝ってちょっと欲張った感じ。
などなど。
私の現在の本命は想定8番人気のジャスティンパレス。菊花賞組が過小評価されてる印象。
次回は枠順や年齢アドバンテージ。そのあたりを発信する予定です。
ではでは今週も頑張りましょう。